思い。 | 岩田 雄介ブログ

思い。

プロダクションとして金額が低い案件を受けることはデメリットになる。


数千円の仕事の場合は、スタッフを動かして請求をして、振り込んで、手数料がかかれば赤字になる。


タレントはその日出れるかどうかで決めることですが、一つの仕事に決め込むまでにスタッフ側はかなりの労力を時間をついやす。


現場に入れるまでにスタッフを5日稼働させたとして、キャスティング料が数千円では当然赤字。

スタッフ経費にもならない。


タレント側も金額が低いことでのデメリットはあると思うけど、スタッフ経費を払い、事務所代等考えると経営側の方がよっぽどデメリットになる。


でも、僕はそれでもタレントが現場に入れる可能性があるのなら赤字覚悟で対応していきたいと思うんだ。


とにかく少しでもタレントの実績をつくってあげたい。


実績がないと競争率が高い案件では書類すら通らない。


だから僕が抱えているタレントは、今後大きな役を取れるために、今は緊急でも金額が低くても現場に入れ込んでいくことを意識している。


当然、高い案件だけやってれば、楽なんだけどそれでは新人が現場に行けなく育たない。


これはどこのプロダクションでも同じことが言える。


どのプロダクションのタレントもわかってもらいたいのは

ギャラが低いから受けないと軽く思っているタレントもいるかもしれないけど、事務所が赤字覚悟でタレントとスケジュールを調整する裏の気持ちはわかってあげてほしい。


受けるかどうかは別として☆


現状、数年前に比べて、キャストのギャラが急激に低くなってることはキャスティングをしていて事実。


だからこそ、これからのタレントは金額が低いほど・緊急な案件ほど現場に入れ込み実績をだしやすいのも事実。


その分役付きや金額の高い案件に関してはかなりの競争率になる覚悟を。


それを勝ち取る実績と能力をつけること。


制作費事態が少なくなってきているため、キャスト事態の減少化がみられるから、その中で仕事の情報をとってくることも大変な労力。


いつか景気が上がった時に、バシッと稼げるタレントになれること。


小さい仕事が取れることは、大きな仕事をとってそっちのキャスティング費用で賄うからできること。


だから、実績がまだまだ少ない人は大きな仕事をとるタレントがいるら・経費を赤にしてまで決めていく事務所にも感謝の思いをもって活動してほしいと思います。


僕がいた元事務所はメジャーな案件しか無かったから、ほんと新人で入って決め込めるまで数年かかったし、その現場から次の指名をもらわないと次が無かった。。


だから本気で必至になって次の現場を決めていった。


同期のほとんどのタレントが辞めていくのを見てきた。


あの大変さが今の強さでもあるけど。


だから、そこまで辛いことはさせなくても新人で入れれる案件は赤字を覚悟してまでも入れてあげたいと思う理由の一つです。