事務所二重登録のメリット・デメリット | 岩田 雄介ブログ

事務所二重登録のメリット・デメリット

事務所掛け持ちはNGなところがあります。


なぜNGなところがあるかと言うと、タレントのダブルブッキングを防ぐためです。


ダブルブッキングとは、同じ撮影日に2箇所の撮影依頼を受けてしまうこと。


タレントはやってはいけない行為なんですね。最悪、損害賠償になったります。


過去、僕の事務所でも問題になり指導したタレントがいます。


損害賠償は免れましたが冷や汗かきました。


理由は個人の仕事とかぶったのが原因です。


採用がでた案件をキャンセルするのはタレントとしても事務所としてもイメージが悪くなります。


タレントがしっかりスケジュール管理ができればいいのですが、最近ではダブルブッキングを知らないタレントもいます。


今から話すのは事務所多数登録のメリット・デメリットを書きますが、どちらかと言うと良くはないのでそういったことを把握しながら参考にしてください。


コンパニオン・エキストラ登録・派遣系などは多数登録しても問題はないと思いますが、スケジュール管理だけはしっかり行ってください。


芸能プロダクションは、予め2重登録ができないところもあります。


ただ2重登録は、情報の幅も増えるのでスケジュールがしっかり管理できれば岩田個人的には悪いとは思いません。


僕が所属している事務所は1社のみにしていますが。。


メリットとしては情報が入りやすい。


当然情報源が増えるということは、いいことです。


ただしデメリットもあります。


スケジュール管理だけでなくて、事務所はタレントの稼働率を見たりしています。


当然稼働率が高いタレントは、営業しやすく仕事がふりやすいです。


この時、Aさん事務所1社  Bさん事務所3社に登録している場合。


Bさんの稼働率はどの事務所からみても3分の1しかなく、周りのタレントと比べ稼働率が悪くなります。


3社の事務所からそう思われても、結局そこまでのタレントだと認識されてしまいます。


Aさんの1社の事務所にBさんも入っていた場合、同じ能力なら確実にAさんの方が売り込みをかけやすいです。


一番いいのは自分の適した事務所に入ること。


中には仕事の情報が来なかったり、


訳付き案件を狙っててもエキストラしかなかったり、


自分の性別・年齢の仕事が少なかったり、


仕事してもお金をもらえないところがあったり、


仕事をするために事務所に入ったのに、レッスンでお金しかとられないところもあるので、事務所に入ればいいのではなく、しっかり探して入ることをお勧めします。


だからタレントが事務所が悪いということもわかるし、事務所がタレントがなってないというのもわかるし、最終的には双方の信頼があってのタレント活動になる。


最終的にはだれを仕事に応募させるかは事務所の判断なので、事務所に入っている以上しっかり稼働率をあげれるタレントになってくださいね☆


これから事務所を探すタレントはメッセージで相談してみてください☆


お答えできる時に返信していきます。