案件の情報非公開について。
タレントには撮影や案件の事前に情報公開してはいけないものがある。
まあ、ほとんどの案件だけど。
例えば、撮影時にキャスト・媒体名(CM・映画等)・どのような内容(ストーリー)かをブログや公開をしてしまうと問題になる。
プロダクションに入ってるタレントは徹底されてることが多い。
だから各キャスティングもプロダクション・制作関係者も専門の会社委託でないと案件がまわせない。
責任問題の件は過去ブログで記載してあるけど、僕がキャスティングとしてフリーのタレントに情報がまわせないのはそういった理由もある。
一般の方に情報がまわせないのだ。
クライアントにとって、公開前に必要以上の情報が流れるのは避けたいことでもある。
そう考えると、フリーでできる仕事は限られてくる。
もしくは芸能事務所に頼めない低価格な金額になる。
最近では制作費そのものが低くなりつつある傾向があるので、事務所側も金額交渉的に妥協しなければならない部分も多い。
だからこそ、フリーのタレントのみで食べていけるのは不可能に近いかもしれない。
もちろん若い女性で実力があれば、その時は食べていけることができる時期もあるのだけど長い目でみたら最終的に事務所に入っている方が強いかもしれない。
テレビで素人企画は除いて、役付きやレギュラーのタレントのほぼ全てが芸能事務所に入っている。
そこから見てもフリーと事務所所属の違いが見えてくる。