絵画について(たまにはちょっと真面目な話☆)
僕が絵画を製作するときに最近腐食させた銅板を素材として使用する。
絵は空間芸術と言って、そこに時間の概念があっても、作品自体に時間軸は存在しない。
それに比べ演劇や音楽、小説は時間芸術といって時間軸を使うことによって表現される。
だから銅の腐食を使用することにより、銅はそこにある環境によって変化していくから、僕の作品は時間芸術の要素もでてくる。
真っ黒になってただの鉄クヅ同然になるかもしれないし、もしかしたら自分が予想している以上の味をだす時もある。
人だってそうだよね?
自分の10年後はどうなってるかわからない。表現者として生きていけるかもしれないし、ホームレスになるかもしれない。でも映画と同じく先のことがわかっても面白くないじゃん?
人によっては運まかせで芸術と呼べないんじゃない?って言う人もいるかもしれない。
だけどね、空間芸術(絵画)と時間芸術(芝居)を繰り返し表現しながら、その絵と一緒に生きていこうと思うんだ(#^.^#)
コンセプトとしては、心の壁は自分を含め誰もがもっているもの。その壁は蓄積されることで人により色彩や形、厚さが異なる。そんな精神の壁を抽象画として表現している。
僕は決して強い人間ではないからね、いろんな壁が囲んでいる。
仕事や生活、恋愛(これはしたいって願望(p_-))エトセトラ・・・
だからそんな時は言い聞かすんだ。
「精神的壁から目を逸らすな」「その壁を見つめろ」
「そしたらその壁を乗り越えるヒントが見つかるかも」
「例えその壁を乗り越えてもその向こうには更なる大きな壁が待ち受けているかもしれない」
だからといって壁から目をそらせたらそこで終わりだと思うんだ。
人は苦悩して葛藤し続けながら生きていく。そしたらいつかその壁が入り口となり扉となって光の世界へいざなうんじゃないかな。
ある日GUAPAという美容院の方が、声をかけてくださった。
岩田君の絵を飾らせてもらい店でギャラリーなんてどうかな?
考えてみると、ヘアメイクも表現なんだよね。表現と表現の繋がり。
そんなわけで今、静岡のGUAPAという美容院で岩田雄介絵画展を開催している。
期間は6月20日まで←もうすぐ終わりなんだけど(ーー;)
興味をもたれた方は美容院に連絡してみてください。
岩田の絵を見に来たと言えばカット代が安くなります。
「GUAPA]
お問い合わせは0550-78-0139 guapa@mail.wbs.ne.jp